仙台の服部です。 久しぶりの投稿になります。
間もなく震災発生から6カ月が経とうとしております。 早いような、反対に遠い過去のような…実にそんな不思議な6カ月ですね。 そんな気分なのは…(私の身の回りにおいてなのですが)きっと比較的早いスピードで日常生活が平常化したせいだと思います。
昨日のこと、市内沿岸部の津波で被災した地域を状況確認に行きました。
震災一ト月後にその地に足を踏み入れたときは流失ガレキやら車両やらでいっぱいだったのが、数カ月も経ってすっかり取り払われておりました。
しかしながら、この辺りの殆どの住民は他所へ移転したようで、津波によって酷く破壊された家屋のみが取り残されております。
偶にすれ違うのはダンプのような工事の車両ばかり。
この震災で倒壊してもはや人が住めなくなった家屋は自治体(仙台市)によって順次取り壊しを進めております。 こちらのように地区ごと住民がまったく居なくなったような処については後回しにしているのでしょう。
天気が好かったので地面に覆われた海砂は益々白く、無人なので物音ひとつしません。 まるで映画に出てくるような“砂漠のなかの廃墟”といったところでしょうか。
津波の名残か、大気中の塩分が口の中に入って塩辛くなってしまいます…
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